ふぁんきーのブログ

日常あれこれ

はじめてクラブにいった話

クラブに始めて行ったのはたしか2016年で24.25歳の頃だった。

その頃のふぁんきーは出会い系で素人童貞を卒業し(童貞卒業は飛田新地の青春通りの端っこのお店の刺青入ったお姉さん)完全に調子に乗ってた。

「童貞も卒業したしストパーもかけて髪もさらさらだし俺意外といけんじゃね?」的なテンションで職場の先輩に連れられて名古屋で有名なクラブIDへと向かった。

その頃は岐阜に住んでたから名古屋へ電車で向かう中でも「クラブ 初めて」やクラブのエロい体験なんかをググったりしながら期待に胸ふくらませつつかつ緊張もしていた。

「大丈夫。モレラ岐阜で店員さんに服も選んでもらったし、なんか胸にじゃらじゃらとしたネックレスつけてるし俺はきっと大丈夫」と。

そしてクラブのある住吉に到着し、いざ入ろうとすると。

「いかつい外国人がいるぞ...」

クラブの入り口には警備の外国人がいるのだがもうそこで完全にふぁんきーはびびっていた。

びびりながらも中に入っていったら「おーけっこう可愛い子いるじゃん」とか「男たちもみんなイケイケそうで怖いな。髪ビシッとなってる。戦闘力が俺とは全く違う」と空気にのまれていた。

IDは音楽のジャンルによって階数がわかれてるらしく、とりあえず見学がてらいろんな階をうろちょろした。

さてクラブ見学も終わったし、さあ女の子に声かけるか!ってなったが、うん?女の子に声かけ...... いやいやいや!!!無理無理!!! 第一声はどう声かけるの!?クラブの他の男の戦闘力に比べると俺なんてゴミだわ。前日モレラのお姉さんに選んでもらった服もだっせ!ネックレスもちゃっちちゃっち。そもそもネットでちょろちょろ遊んでただけで学生時代ほぼ女子と話してこなかったから無理無理無理!!!

となり、そうそうにリタイア。

「あ、なんかドリンクチケットもらったからなんかとりあえずのもう」と。

そしてふぁんきーの目からはイケイケに見えるバーテンさんに

ふぁ

「すいません。レッドブルなんたら下さい」

バーテン

「・・・・」

ふぁ

「(反応ねえな)とりあえずチケットポンと置いとくか」

バーテン

「(ちらりとこっちを見て)チケット!」

ふぁ

「うん?」

バーテン

「チケットちぎって!!!!!!!!!!!!(怒)」

もうこの時点でふぁんきーのライフはもうゼロ。初めてクラブに行って女に誰一人声をかけれずドリンクの買い方がわからずバーテンに怒られ半泣きでクラブを出たのであった。